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激レアジビエ!猟師の特権!?希少でうまいイノシシの3つの部位

イノシシの肉と言われて一般的に思い浮かぶイノシシの肉は白い脂身ののった肉ではないでしょうか。

実は、イノシシのおいしいところは脂身ののった肉だけではありません。

今回は、父が猟師だったおかげで18歳まで主にイノシシを食べて育った筆者がイノシシのおいしい部位についてご紹介します。

イノシシがおいしいのは脂身肉だけじゃない

イノシシというと、「ボタン鍋?」とよく返されます。

確かに、脂身は見た目よりも重くなく、おいしい部分でもあります。

しかし、猟師のいる我が家では、実際にボタン鍋をすることはほとんどありませんでした。

一番多いのは、脂身の部分をシンプルに塩コショウで焼く食べ方

素材の味が一番わかってイノシシ肉をおいしくいただけます。
(焼くと硬くなるので、薄くスライスするのがミソ!)

しかし、実はイノシシ肉は内臓や希少部位もとってもおいしいんです!

イノシシの食べられたらラッキーな希少部位

猟師は、イノシシを一頭まるまる獲り、それを猟師仲間と解体し、分け合います。

生きものをまるまるいただくというのは、もちろん内臓や骨、牙、動物によっては毛皮まですべてをいただくことです。

鳥や豚でも、レバーや軟骨なども食しますよね。

少し癖のある、でもだからこそおいしい部位が、イノシシにもあります。

イノシシのタン

牛タンでお馴染みの、タン。

もちろんイノシシにもあります。

イノシシのタンは牛ほど大きくはなく、拳より一回り小さい位の大きさです。

イノシシのタンは、牛タン同様歯ごたえがあり、とってもおいしい部位のひとつです。

牛のタンが好きな人は機会があれば是非食べてみてください。

おすすめの食べ方

イノシシのタンのお薦めの食べ方は、少し厚め(0.5㎝ほど)に切って、シンプルに塩コショウでいただくスタイルです。

焼きすぎると固くなるので、よく焼きを意識しながら、赤い汁が出なくなればOK。

焼きたてのアツアツの状態が最高です。

歯ごたえと、肉とは違ううまみを味わえます。

シチューに入れてタンシチューにしてもおいしいですよ!

イノシシの心臓

鳥でもおいしいハツ、イノシシの心臓もとってもおいしくたべられる部位です。

ただ、一頭からとれるのは1つの心臓だけなので、他の部位に比べても圧倒的にレアな部位でもあります。

一頭とれても、猟師仲間で分けるので、取れたら毎回食べられるわけではありません。

もし、食べる機会があれば、是非ご賞味いただきたい本当に希少な部位です。

おすすめの食べ方

心臓のおすすめの食べ方はズバリ、塩をまぶしてグリルで焼くシンプルな食べ方です。

こちらも焼きすぎると固くなってしまうので、こまめに見ながら赤い汁が出てこなくなったくらいのタイミングを見計らって焼きすぎないようにしましょう。

こちらも時間がたつとかたくなってしまうので焼きたてを直ぐに食べるのがおすすめ。

タンとは違う、コリコリした歯ごたえがたまらない、とってもおいしい部位です。

イノシシのヒレ肉

イノシシに興味はあるけど、あの白い脂身が苦手という方におすすめしたい部位です。

ただ、脂身ののった部位と比べて圧倒的に少ない量しか取れないので、これもちょっとしたレア肉の部類となります。

イノシシは、脂ののった肉でも、見た目ほど重くなくどんどん食べられるのですが、ヒレはそれを超え、やわらかくシンプルにおいしいので箸がとまりません。

おすすめの食べ方

そんなヒレ肉のおすすめの食べ方は、ズバリヒレカツ!

イノシシのヒレ肉はそこまで大きくないので、理想は棒状になった半解凍の肉を厚さ1~1.5㎝程に切り、とんかつのように衣をつけて揚げるだけ。

ポイントはあがったら即、あつあつの状態を食べること。

冷めてしまうと肉が固くなってしまいます。

脂身のない肉だからこそ、脂で揚げることで新しいイノシシの美味しさに気づけます。

おいしくヘルシーなイノシシ肉を楽しんで

一度食べるとハマる人も多いジビエ。

料理方法でイメージが変わったり、お肉もソーセージに加工したりと色々なバリエーションが楽しめます。

もっとディープなイノシシの味を知る意味でも、定番の肉以外への挑戦もおすすめです。

イノシシのタン、心臓、ヒレもすごくおいしいので食べる機会があればぜひ挑戦してみてくださいね!

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さかもとみき
猟師の父を持ち、主に猪肉で育った野生児系ライター。