どうも、
ジビエーるにてライターをさせていただいています、現役銃猟師のつりやかねはちです。
当記事では、
- 狩猟(銃猟)がやりたいと思ってるのだけど、何からすればいいのかわからない
- 猟銃の所持許可について調べたがあまりよくわからない
というような悩みを持つ方へ、
実際に、同じような悩みを持っていた私が、3ステップに分けて丁寧に解説をしていこうと思います。
当記事は、その3つ目。
銃砲所持許可申請についてのセクションです!
総集編は以下からどうぞ!
購入する銃を決める
いよいよ購入する銃を決めましょう!
もちろん、もっと前に目星の銃などを考えておいたり、銃砲店さんに足を運んで、みさせてもらったりすることは可能です。
やはり、銃砲店さんが銃についてはプロなので、利用シーンやデザインなどを相談してみると良いとおもいます。
また、猟友会などに所属していると、高齢になりもう銃をやめるという方から譲り受けるような話も結構あります。
初めて所持する散弾銃は一生の思い出になる事は間違いないので、ぜひこの時間を楽しんで下さい。
銃砲所持許可申請
買う銃が決まればいよいよ所持許可申請です。
これをクリアすれば、アナタもいよいよ銃所持者。ゴールは目前です。
必要なもの
- 手数料 ¥10,500
- 所持許可申請書
- 証明写真2枚
- 省略書類(本籍のある住民票、本籍地でもらう身分証明書、経歴書、同居親族書)
- 診断書
- 譲渡等承諾
- 講習修了証明書
- 教習終了証明書
- 猟銃等実包管理計画書
- (使用済み火薬類譲受許可書)
えらくたくさんの書類が要りますし、どこかでみたような資料もあります。
が、そこまで大変な書類はないですので、安心してください!これまでのステップで得てきたものがほとんどです。
所持許可
申請書を出したのち、警察署の生活安全課から所持許可の連絡を受ければ、いよいよです。
所持許可証を受け取りに行きましょう。
必要なものは印鑑のみ。
しかし、まだまだこれで終わりではありません。
銃の確認をしなければなりませんので、所持許可を持って、銃砲店で銃を受け取りましょう。
銃の確認と猟銃用火薬類等譲受許可書を貰う
前もって生活安全課に電話をしておけば、スムーズに終わります。
銃砲店で銃を受け取り、警察署で銃の確認をしてもらいましょう。
その際に、オススメしたいのは、猟銃の確認の時と同時に火薬類譲受許可書をもらっておけば、すぐにでも射撃場で撃つ事ができます。
生活安全課に電話をする際、
『確認と同時に火薬類譲受許可も申請したい。』
と伝えておきましょう。
必要なもの
- 手数料 ¥2,400
- 所持許可証
- 火薬類譲受許可申請書
- 消費計画書
- 印鑑
猟銃所持おめでとうございます!
おめでとうございます。そして、長い道のり、お疲れさまでした。
これで、心おきなく射撃場での射撃を楽しむことができます。
が、狩猟はまだできません。
装薬銃を使用しての狩猟をする場合、猟銃の所持許可のほかに第1種銃猟免許を取得し、狩猟者登録をしなければなりません。
狩猟免許に関しては、警察機関とは別の環境省管轄になりますので、地域の林務事務所・猟友会等が窓口になります。
各都道府県の猟友会のHPをチェックしてみれば講習会の案内や試験日も掲載されているのでチェックしてみてください!
また、先に第一種猟銃免許を取得してから、猟銃の所持許可をとるという順番でも問題ありませんので、日程が合う方を先に申請すると良いでしょう。
(猟銃の所持許可から考えれば、第一種猟銃免許の取得は比較的容易です!)
まとめ
いや〜、こうして、必要事項などをまとめてみましたが、はっきり言って大変めんどくさいです。
ですので、こちらの手続きなどについても、わからなくなったらとりあえず銃砲店さんで相談してみる。
というのが一番カンタンでわかりやすい気がします。
必要書類、銃の事や猟の事も丁寧に教えて下さいますし、もしかしたら知り合いの方を紹介してくださったり、猟隊へのお誘いなんかもあるかもしれません。
自力でやってみてもいいですが、銃猟は特に1人でやるのは難しいことも多々あるので、まずは相談できる人に頼るといいかもしれませんね。
これで、晴れて銃所持の許可がもらえました。
お疲れ様でした!
ちなみに、銃をもてれば簡単に狩猟できると思いガチですが、実際に獲るのがおそらく最も難しいでしょう。
まあ、まずは山に出てみることです。実際に、猟場に入って、山の中を歩いてみると、これまでみてきた景色とは全く違う景色が目の前に広がってるかもしれませんね。
全体の流れの確認は↓↓↓