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ジビエペットフード

ジビエは高い?ジビエペットフード導入時の費用を試算してみた!

こんにちは!

あかりんご(@akaringo252588)です!

高タンパクでヘルシーな機能的ペットフードであるジビエ。

ですがジビエペットフードは実を言うと…高価です!

「どれくらいお金がかかるのか具体的に知りたい…」

そんな方のために、今回はジビエペットフードを導入した時のコストを試算してみました!

ジビエペットフードとは?

ジビエとは野生動物のお肉という意味です。

よってジビエのペットフードとは、鹿やイノシシの肉や骨などを原料としたペットフードを指します。

そのタイプは、肉を砕いて乾燥させたカリカリタイプや、ジャーキー、ドッグガムなど様々です。

ジビエペットフードの特徴は?

ジビエペットフードの特徴は、高タンパク低カロリーなことにあります。

山の中で思う存分駆け巡った野生動物のお肉には、筋繊維がたっぷり詰まっているんです。

特に鹿は赤身が特徴的で、高タンパクかつ鉄分豊富なお肉として知られています。

また、野生の風味が漂うジビエ肉は嗜好性が高く、食が細くなった老犬ワンちゃんにもオススメの食品です。

詳しくはこちらをご覧ください。

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ジビエペットフードのコストを試算してみた

今回は

  • ジャーキー
  • カリカリドッグフード
  • ウェットフード

をそれぞれ導入した時にかかる1ヶ月あたりの費用をそれぞれ計算してみました。

ジビエジャーキーを導入した場合

ワンちゃんのおやつとして有名なドギーマンの「紗」と比べた場合、このようになりました。

100gあたり価格原料エネルギー
(100gあたり)
月の費用
約210円鶏ささみ360kcal1,750円
鹿ジャーキー約1,500円鹿肉約200kcal22,500円

鹿肉を利用したジャーキーの平均価格は、100gあたり1500円ほどでした。

あかりんご

鹿肉、めっちゃ高級…!
でもやっぱりエネルギー量を見ると、鹿肉の方がヘルシーなのが分かるね!

一方、「紗」の場合はかなり経済的で100gあたり210円。

鹿肉は流通量が少ない分、こうした価格の差が生じるのです。

また、両者ペットフードを導入した場合の月ごとの費用も計算してみました。

あかりんご

中型犬が1日に必要なカロリーからおやつの量を計算し、それぞれのおやつを毎日与えた時の費用を割り出したよ!

結果は、「紗」が1,750円、鹿ジャーキーが22,500円という結果が出ました。

カリカリジビエフードを導入した場合

次に、カリカリタイプのドッグフードについて、ジビエと一般的なもので比較してみましょう。

今回比較するのは、ユニチャームの「愛犬元気」です。

100gあたり
価格
原料エネルギー
(100gあたり)
月の費用
愛犬元気約21円穀類、ビーフなど約360kcal1750円
鹿肉を使用した
フード
約440円鹿肉、大麦など約400kcal3.3万円

こちらも価格については、国産鹿肉を使ったものが「愛犬元気」の20倍ほどでした。

あかりんご

鹿肉、やっぱり高級…!

また、エネルギーについても鹿肉を使用したフードの方がカロリーが高いという結果になりました。

カリカリフードはジャーキーに比べ、ジビエ肉だけでなく色々な食材が混ざっています。

そういった点では、鹿肉本体の性質である低カロリー高タンパクな特徴が全面的に発揮されているわけではなさそうです。

カリカリフードの場合も中型犬を例に、1日に必要なカロリーを1000kcalとして月の費用を計算してみました。

「愛犬元気」の場合は1750円だったのに比べ、鹿肉を使用したフードは3.3万円でした。

ジビエウェットフードを導入した場合

ウェットフードはジャーキーやカリカリドッグフードとは異なり、しっとりとした食感と美味しそうな香りが特徴的です。

今回ジビエ肉と比べるのは、ウェットフードの「ブッチ」です。

100gあたり価格原料エネルギー
(100gあたり)
ブッチ約143円ビーフなど約116kcal
鹿肉を使用した
ウェットフード
約549円鹿肉など約86kcal

ブッチに比べ、鹿肉を使用したウェットフードは100gあたり549円という結果でした。

またカロリーについては、鹿肉を使用したものの方がヘルシーであることが分かります。

ジビエペットフードを安価で手に入れるには?

購入すると高いけど、どうしても鹿肉ペットフードを安価に手に入れたい!

それを解決する手段としては、猟師さんに直接交渉して鹿肉を譲ってもらう方法があります。

ですが猟師さんとの繋がりがないと難しく、ペットフードを自作することは衛生的にも安全とは言えません。

よってジビエペットフードは多少高価でも購入することをオススメします。

ご褒美としてジビエペットフードを与えるのがオススメ

一般的に販売されている商品に比べると、鹿肉を利用した製品はやはり高価です。

よって全てのおやつをジビエに置き換えるというのは、金銭的なハードルが大きい印象ですね。

ですがジビエには

  • 低カロリーで高タンパク
  • 嗜好性が高い
  • アレルギーを起こしにくい
  • 無添加のものが多い

など一般的なフードには見られないメリットがあります。

全てをジビエペットフードに置き換えるのではなく、ご褒美として少しだけ取り入れてみるのが良さそうです。

ジビエはワンちゃんの嗜好性が高い食品であるため、その価格や栄養素以上にワンちゃんの喜びに繋がるはずです。

この機会に、是非ジビエペットフードに挑戦してみてはいかがでしょうか?

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

ABOUT ME
あかりんご
鹿肉専門のキッチンカーSHIKASHIKA店長。神戸大学で畜産を学び牛飼いを志すも「日本で持続可能な肉とは?」という問いをきっかけに、鹿肉と出会う。鹿肉を日本の肉文化に、をビジョンに掲げ、美味しい鹿肉料理を日々提供していたが、より美味しい鹿肉を求めて現在は北海道で鹿を捌いている。