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ジビエペットフード

ジビエが老犬にピッタリ!その理由とオススメペットフード3選

こんにちは!

あかりんご(@akaringo252588)です!

突然ですが、犬の平均寿命は上昇傾向にあることをご存知ですか?

特に2012年から2015年にかけて平均寿命の伸びは著しく、犬は1.0歳伸びて15歳前後となっています。

長い期間、愛犬と一緒に過ごせるのは嬉しいことですが、その分問題も発生します。

例えば、食が細くなった、眠る時間が多くなった、病気がちになった…。

今回はそんな老化が気になるワンちゃんにオススメな食品があります。

それが…鹿肉です。

この記事では、

  • ワンちゃんの老化とは?
  • 鹿肉が老化にぴったりな理由
  • オススメのペットフード

こちらの内容について、ご紹介したいと思います!

あれ、これ老化?愛犬に現れる特徴5つ

ワンちゃんの老化というのは厳密に定義されているわけではありませんが…

  • 小型犬では9〜10歳
  • 中型犬では9〜10歳
  • 大型犬では6〜7歳

が老化の始まりだとされています。

ですが実際は個体差が大きいのが現状で、ワンちゃんを観察し、その時で適切な環境を作ってあげることが大切です。

愛犬に現れる老化の特徴とは?

それでは、老化のサインとはどのようなものなのでしょう?

老化のサイン5つをまとめてみました。

  1. 食欲がない
    まずは、食欲がなくなること。
    食べる量が減ったり、食事の好みが変わったりといったことが原因です。

  2. 寝ている時間が長い
    若い頃より動き回ることは少なく、寝ている時間が長くなります。
    じっと寝転んで、そのまま眠ることも多くなってきます。

  3. 遊びに消極的
    おもちゃやガムに対しても興味がなくなっていきます。
    激しく動く時間が減り、じっとしている時間の方が多くなってきます。

  4. 運動能力の低下
    食欲の低下や運動量の低下により筋力や体力が落ち、運動能力が低下していきます。
    怪我をしやすかったり、運動に対する興味も少なくなってきます。

  5. 白毛など体の変化
    食欲がなくなっていくため体が細くなっていき、筋ばった体になります。
    所々に白毛が増えてきます。

老化を防ぐ食事のポイント

老化が進むとこのような特徴が現れてくるのです。

ですがこういった特徴は老いというマイナス面ではなく、ワンちゃんが年齢に合わせて生存に必要な行動や食生活に変わったというだけなのです。

よって飼い主にできることは、ワンちゃんの体の変化を察知し、ワンちゃんが心地よく過ごせるように配慮することが大切です。

そして、老化を考えた時に一番気をつけたいのは食事です。

老化に影響を与えるのは若い頃からの生活習慣や、体を作る食事です。

それでは、老化を防ぐための食事とはどのようなものなのでしょう?

肥満対策が大切

まず、7歳以降には低カロリーな食事で肥満対策をすることが大切です。

この時期から運動量がだんだんと少なくなっていくからです。

代謝機能も落ちてしまうため、普段の食事と同じ量を食べていると肥満になってしまいます。

肥満から心臓病や腎臓病に繋がることもあるため、注意が必要なのです。

そして11歳以降のシニア期には、少しの量でしっかりした栄養を補うためのフードが必要になります。

これは、だんだん食が細くなっていき食べる量が減ってくるからです。

そして、この老化対策にオススメな食品があるんです。

それが、鹿肉

これから、その理由についてお話ししていきます。

鹿肉は老化が気になる愛犬にピッタリな理由

老化が気になるワンちゃんは鹿肉がぴったりなことをお話ししましたが、その3つの理由についてお話しします。

栄養がギュッと詰まっている

鹿肉は牛肉と比べて高タンパク低カロリーなのが特徴です。

具体的には、牛肉と比較して脂質1/5、タンパク質が1.3倍。

この成分からも分かるように、鹿肉は赤身が強いお肉で、脂肪の筋が見えないくらい筋繊維がギュッときめ細かく入っています。

中でも鉄分は牛肉の1.5倍

鉄分は酸素の運搬・貯蔵に必須な成分であり、鹿肉でたっぷり摂取することができます。

また、体の皮膚や血液を作るのに必要なビタミンB群も豊富に含まれているのが鹿肉です。

嗜好性も抜群!

しかも、鹿肉は嗜好性が高い食べ物だと言われています。

嗜好性とは、その食べ物を選んで食べたいと思う性質のことです。

犬はもともと肉食のオオカミの血を引いています。

そのため、野生の鹿肉の香りが大好きなワンちゃんも多いのです。

今までのペットフードに飽きてしまい、食べる量が減ってきたワンちゃんに、鹿肉はオススメなんです。

オススメのペットフード3選

それでは、鹿肉を使ったペットフードにはどのような種類があるのでしょうか。

今回は老化が気になるワンちゃんにオススメのペットフードを3種類、ご紹介します。

1. ウェットタイプ

老化が進むと、噛む力も弱くなっていきます。

そのため、柔らかく素材のまま味を楽しめるウェットタイプのフードを取り入れるのもオススメです。

ウェットタイプの鹿肉ペットフードには生肉タイプのものも販売されていますが、加熱したものを少しずつ与えていきましょう。

ウェットタイプのフードはいつもの食事にプラスしてかけて与えます。

老化対策にもピッタリですが、日々の食事のアクセントとしても使うことができます。

2. ドッグフードタイプ

いわゆる、一般的なカリカリタイプのドッグフードです。

鹿肉とともに他の食材もバランスよく入っており、総合栄養食として販売されているものもあります。

トッピングではなく、主食に鹿肉を取り入れたい方にぴったりです!

3. ジャーキー タイプ

鹿肉ペットフードの中でも一番使いやすく、取り入れやすいタイプです。

おやつとして与え、ワンちゃんの嗜好性を確認した後、食事に取り入れてみるというステップもおすすめです。

通常のペットフードから、ジビエペットフードに切り替える方法については、こちらの記事で取り扱っています。

気になる方は、参考にしてみてください!

飼い主の愛情を、日々の食事から

老化は、残念ながら止めることはできません。

ですができる限り、ワンちゃんには健康でいて欲しいですよね。

そのための選択肢として、鹿肉がオススメであるということをご紹介しました。

ワンちゃんの健康のために、日々の食事から変えてみませんか?

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

ABOUT ME
あかりんご
鹿肉専門のキッチンカーSHIKASHIKA店長。神戸大学で畜産を学び牛飼いを志すも「日本で持続可能な肉とは?」という問いをきっかけに、鹿肉と出会う。鹿肉を日本の肉文化に、をビジョンに掲げ、美味しい鹿肉料理を日々提供していたが、より美味しい鹿肉を求めて現在は北海道で鹿を捌いている。