どうも、
ジビエーるにてライターをさせていただいています、現役銃猟師のつりやかねはちです。
当記事では、
- 狩猟(銃猟)がやりたいと思ってるのだけど、何からすればいいのかわからない
- 猟銃の所持許可について調べたがあまりよくわからない
というような悩みを持つ方へ、
実際に、同じような悩みを持っていた私が、3ステップに分けて丁寧に解説をしていこうと思います。
当記事は、その1つ目。
猟銃等初心者講習についてのセクションです!
総集編は以下からどうぞ!
猟銃等初心者講習の申し込み
さて、まずは猟銃等初心者講習を受けるための申し込み手続きをしましょう!
実は、この手続きの後、許可申請がおりるまでには大変長い道のりが待っています。ですので、すでにここで諦める人も多いと聞きます。
銃社会じゃない日本において、銃を所持するということはそれほど大変なことだと理解して、進みましょう!
必要なもの
猟銃等初心者講習会の申し込みには、
- 講習会受講料 ¥6,800
- 証明写真 3.0㎝×2.4㎝(提出日から3ヶ月以内に撮影)
- 印鑑(実印でない認め印でOK)が必要になります 。
猟銃等初心者講習の行われる日程を調べる
おおよそ、各都道府県で年に4〜6回程度行われているようです!
【猟銃等初心者講習 ○○県】
とGoogleで検索していただければ、各都道府県の警察署などが出している情報が出てくると思います。
ただもし、いまいちどうしたら良いかわからなかった場合は、最寄りの銃砲店や、警察署の生活安全課に聞くのもいいと思います。
ちなみに、僕は銃の知識などについて教えてもらいたかったのもあり、銃砲店さんに直接聞きに行きました。
猟銃等初心者講習会の日程が発表されてからでないと申請ができないので、必ず確認しておきましょう。
直接いく場合は、アポをとる!
コレ、非常に大事です。
今となっては、常に電話でアポを取ってから行くのが普通になりましたが、
当時、まさかアポを取ってから行くなんて考えもしなかったので、
僕は、ノンアポで警察署に行ったら『担当が外出ておりまして』と断られました。
サラリーマンの僕は、貴重な有給を無駄にしてしまいましたので、皆さんはそうならぬように気をつけてくださいね。
電話する時は、
『猟銃等初心者講習の事で電話しました。生活安全課にお願いします。』
で大丈夫です。
いろいろ聞かれますが安心して答えてください
えぇ。あれ?僕、捕まったんかな?
と思うくらい色々聞かれます(笑)
『なんで鉄砲持ちたいの?』
『ジビエ食べたいなら買えばいいじゃない。』
『鉄砲持って山行って・・・買ったほうが全然安いよ』
『動物殺したいわけ?』
『銃にこだわらなくてよくない?罠やれば?』
等々。できれば受けさせたくない。と言わんばかりに質問責めに合います。
まあ、銃社会ではない日本で銃を持つことが許される一般人に対して、厳しくあたるのは当たり前のような気がしますので、気を悪くせず、真摯に答えましょう!
終わりに、猟銃等取扱読本という教本をもらえます。
あとは猟銃等初心者講習に向けて勉強あるのみですが、読本だけでは心許ないので、過去問集等を購入するのをオススメします。
ぼくは、銃砲店で600円くらいの過去問集を購入して勉強しました。
猟銃等初心者講習会(学科試験)
いよいよ猟銃等初心者講習会当日です。
午前中は警察から講師の方が来られ、猟銃を持つにあたっての法令等の講習があり、
午後からは猟友会からの講師が、猟銃の取り扱い等についての講習があります。
そして、講習が終わったのちに、そのまま座学の試験となり50問中45問以上の正解で合格となります。
合格発表は当日。その日のうちに講習修了証明書が発行されます。
(大事に保管してください!)
勉強はしっかりしておきましょう!
全問正解してやるぜ!というくらいの気合いでいきましょう。
その点、600円の追加出費となりましたが、過去問集は非常に良かったです。
全く同じ問題はほとんど出ませんでしたが、こんな感じの問題の出し方なんだな。とか。
この辺よく問題に出てるな。とか。
色々と気づく点が多く、かなり重宝しました。
しかし、ぼくが受けた初心者講習会での合格者は、14/32という結果で合格率は半分以下。
猟銃等初心者講習、ナメてかかると合格は難しいかもしれません。
(ちゃんと勉強すれば難しくありませんよ!)
講習はしっかり受けよう!
猟銃等初心者講習会では、講師の方から様々なヒントが出されていますので、眠くても我慢しましょうね。
ただ、ぼくが受けた時の猟銃の取り扱い等の講習では、講師の方の問題予測が大外れでして(笑)
散弾の最大飛距離の話では、
「スラッグの最大飛距離は700m!これだけ覚えておけばえぇ!」
と言っておられましたが、問題に出たのは6号弾でしたし。
猟銃の種類では、オート銃や上下二連式の説明ばかりだったのに、問題では、唯一現場に無かったレピーターとレバーアクション銃の事が問題に出てました。
まぁ、あれですね。勉強してれば問題ないんですが、
講師のヒントだけでは合格出来ないので、繰り返しになりますが、事前の勉強、しっかり頑張りましょう。
まとめ
このステップで最も重要なのは、試験に合格すること!それだけです。
なので、しっかり勉強することが重要になってきます。
これまで試験などは結構適当にやってきたという方も、銃は人を殺すことのできるものでもあります。
実際に試験に出てくることなどの法令違反をした時の罰則も大変重いものになります。
なので、試験を受かるための勉強というよりは、安全にガンライフをおくるために、しっかり頭に叩き込んでくださいね!
それでは、次のステップに進んでいきます。
第2のステップは、
教習資格認定申請と教習射撃
となります!